ブログを引っ越ししました!【リハビリ・ダイエットブログ】
今まで「はてなブログ」でリハビリやダイエットについて記事を書かせて頂きました。
記事数は少なかったですし稚拙な文章でしたが、読んで頂いた皆様ありがとうございました。
この度ブログを引っ越ししました。
もし今後もご興味のある方はこちら
https://han-taro.com/から、また記事を読んで頂ければと思います。
私はこれからもはてなブログで皆様の記事は読ませて頂きます。
今後ともよろしくお願い致します。
ダイエットのために脂肪のことを知ろう
前回に引き続き、今回もダイエットにまつわる話。
生活習慣病の大敵である内臓脂肪です。
今回は内臓脂肪がどんな悪影響を及ぼしているのかについて考えていきたいと思います。
目次
内臓脂肪とは
腸間膜脂肪などの内臓周辺に存在する組織で、皮下脂肪に比べて合成や分解の代謝が活発であり、消費されやすいという性質をもっています。
一般的に言われることですが、男性は内臓脂肪、女性は皮下脂肪がつきやすいといわれています。
肥満体形も内臓脂肪由来は「りんご型肥満」、皮下脂肪由来は「洋ナシ形肥満」とかって比喩されています。
脂肪はスペースが空いてて入り込む隙間があるところにつきます。ですので男性は筋肉量がある為お腹、女性は妊娠に備えるためにお腹以外にも足•背中やおしりと分散されます。
内臓脂肪が悪さをする流れ
先述しましたが内臓脂肪とは分解されやすいという性質をもっているのです。
分解されやすいということは、活発に動くことで消費されやすいということなので、蓄積していかないように消費すれば内臓脂肪由来の疾患は予防できるということですね。
内臓脂肪が増えると、分解された大量の遊離脂肪酸が血管に流れ込みます。
血管から肝臓へ移動し、肝臓でのインスリン感受性が低下し、高インスリン血症を発症させてしまいます。
全身の血管に流れ込んだ大量の脂肪酸が中性脂肪を盛んに合成して脂質異常症を発症させる流れです。
「耐糖能異常」
「インスリン抵抗性」
「脂質異常症」
「高血圧」
内臓脂肪症候群、いわゆるメタボリックシンドロームという症状を引き起こし、糖尿病や虚血性心疾患、脳梗塞など動脈硬化性疾患を引き起こしてしまうのです。
女性と内臓脂肪の関係
女性は更年期以降ですが、妊娠の可能性が低下し女性ホルモンのエストロゲンやプロゲステロンの分泌低下が起こります。
こうなると女性でも男性型の内臓脂肪型の肥満になりやすくなってしまいます。
女性ホルモンは①内臓脂肪の蓄積を抑制しながらおしりや太ももといった下半身への体脂肪の蓄積を活発にする役割と②筋肉量が少なくても骨量の低下を防ぐ働きがあるといわれています。
女性で下半身太りがなかなか改善しないのはこのためだと思われます。
下半身の体脂肪が減りやすいのは授乳期のエネルギー不足を補う時だけと言われているそうです。
褐色脂肪細胞
今まで脂肪細胞の話をしてきましたが、脂肪細胞にも種類があります。
白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞です。
白色脂肪細胞というのが皮下・内臓周辺に存在し蓄積型の脂肪細胞といわれています。
褐色脂肪細胞というのが代謝型の脂肪細胞で、体温の保持や体熱産生につかわれる細胞です。小児期に多く、加齢とともに減少していくものです。
赤ちゃんが体温が高いのはこのためです。あと、クマなどが冬眠で冬を越せるのは褐色脂肪細胞によるものらしいです。
また、成人では肩甲骨周囲や腋窩にわずかにあるとされ、背中・肩甲骨のエクササイズで全身の異化代謝が高まるのも褐色脂肪細胞のおかけであるとされます。
肩甲骨って意識的に動かさないとだんだん周りの筋肉ってどんどん痩せていくんですよね。スポーツをしないとなかなか腕を大きく動かすことってないかなぁって思います。
「手」は上がっても「腕」を上げないんですよね。
まとめ
・内臓脂肪はたまるけど消費されやすい
・内臓脂肪減らさないと脳梗塞のリスク高い
・女性も油断は禁物。年齢を重ねると内臓脂肪がたまってくる!
・女性が下半身の脂肪をとるのは難しい
・褐色脂肪細胞を活性化させるために肩甲骨をしっかり動かそう
ダイエットと栄養素
今回はダイエットと栄養素についてです。
リハビリとは関係なさそうですが「体重管理」と「栄養」、そして「運動」については健康寿命を延ばしていくには大変重要な項目です。
近年、健康志向ではあり栄養については医療関係者に限らずとも知識が豊富な方が増えてきていると思います。
自分もダイエットについて勉強していこうと思い今回記事を書いております。
目次
PFCバランス
食事による三大栄養素の摂取カロリー量が総摂取カロリーの何%に当たるかを示したものです。
P:Protein タンパク質
F:Fat 脂質
C:Carbohydrate 糖質
日本肥満学会によると理想のPFCバランスは
P:15%
F:25%
C:60%
と言われています。
糖質の多い日本人の一般的な食生活では70%を超える例が多いと言われています。
炭水化物って美味しいですものね。ついつい食べ過ぎてしまうと思います。
また、砂糖をつかっているものって結構多いんですよね。
0カロリーでちゃんと甘い飲料ってありますよね。あれにもちゃんと砂糖は使われているとか。
脂質が太る原因?
日本人の食生活も変化してきており、野菜・米中心であった食文化も欧米化が進み脂質の割合が増えてきていると言われています。
しかしながら、成人の肥満率はイタリア・フランス・スペイン・オーストラリア・アメリカetc・・・主要10ヵ国のうち日本は最も低いとされています。(2005年)
日本人体形に対して必要摂取量よりも超えて摂取されている程度と考えられています。
ところが、全人口に占める糖尿病の割合がアメリカ8%に対して日本は12.5%(2002年)となっています。
単に糖尿病の罹患原因が食生活だけとも考えにくいですが。個人的には運動習慣や内臓機能の違いにもその差が表れるような気もします。
全米健康調査によると2000年のPFCバランス
P 18.2% F 32.8% C 49.0%
1971年のPFCバランス
P 20.7% F 36.9% C 42.4%
というデータがでております。
脂質の摂取量は減っていますが糖質は増えています。
肥満率の変化では14.5%から30.9%へ増えたとのことです。
このことから肥満・生活習慣病の増加は脂質だけに焦点を当てるのではなく糖質の過剰摂取にも目を向ける必要があることが分かります。
まとめ
・三大栄養素の摂取割合を見直そう
・脂質だけ気を付けても肥満は予防できない
・糖質もやっぱり肥満の元
食べたものは戻せませんので、カロリーを摂りすぎたなと思ったらやっぱり運動ですね。
引用
日本ダイエット健康協会 他1名
ダイエット検定1級テキスト
理学療法士にはいつでもなれる?
転職がごく当たり前の時代で、理学療法士にも同様のことが言えると思います。
YouTuberで稼げる社会で、理学療法士も様々な職業に転職できる時代となりました。
今回は理学療法士が転職する話ではなく、理学療法士に転職される方のお話です。
自分が学生だった頃、もう10年以上前になりますが、その頃も社会人経験者の方が複数名いらっしゃいました。
当時は一度仕事についてからPTになりたいなんて、よほどやりがいのある仕事なんだなぁと思っていました。
実際自分がPTとして働いてみても学生さんでも同僚でも転職者がぼちぼちみられます。
今自分が歳をとって、今から勉強して資格取得をして。。。と考えると相当な熱量が必要じゃないかと思います。
もしこれから資格取得を検討されている方は、同様に資格をとられて仕事をしている方もいるので頑張ってください!
しかしながら、就職後苦労されているご様子もみられてます。
①電子カルテの利用
②病院・施設ごとのシステム
③指導者が歳下
①電子カルテの利用
これは多くの施設で取り入れられており、PCによるカルテ入力や書類作成が行われております。
PCの利用に慣れている方ならば支障はないと思われますが今までタイピングを覚える機会がなかった方には大変なことと思われます。
今まで仕事を一緒にさせて頂いた方でも、カルテ記入に時間がかかってしまう方がみられました。只でさえ新人の頃はカルテ記載にじかんをとられるものです。慣れていない方は覚えておいた方がよいでしょう。
②病院・施設ごとのシステム
私の勤めている病院ではもちろん他施設様におかれましても独自のシステムがあると思われます。
患者・利用者様の新規入院・入所時の流れ、書類の作成・提出方法など、医療職に関わらずルールを頭に入れるのは大変なことかと思われます。私自身も勤務地の変更で病院ごとのルールに順応するまでなかなか慣れませんでした。
③指導者が歳下
何と言ってもこれが最も大変なことではないでしょうか。
逆に指導する方も大変なんですが。。。
総合病院や施設においても年齢分布はやはり20代が多いと思われます。その中へ30代で飛び込むとなると余程余裕がなければ指導者は20代がセラピストが担当となると思われます。
指導者が歳下となりますが人生の後輩です。今までの経験からプライドもあると思います。
しかしながら、若手の指導者も歳上に教えるという経験がないものですから当然噛み合わないことがでてきます。
ここもお互いの成長かと思いますが、誰からでも吸収できる姿勢が必要ではないでしょうか。
「受け入れる」という心持ちが大事かと思われます。これは患者様利用者様、多職種と対する際も必要です。
3点ほどあげさせて頂きました。
理学療法士の今後には不安な点もございますが、同じ職業を志した同士理学療法士の今後を明るいものとできるよう励んでいきたいですね。
リハビリプログラムの考え方
本日は若手の理学療法士に向けて届けばいいなと思って書きます。
プログラムの立て方です。
理学療法の基本は「評価」であると思います。
疾患・症状別に身体評価があって、問題点をみつけて、社会背景やその方の生活、性格、統合と解釈のもと目標達成のもと治療プログラムを立てていきます。
様々な手技があります。評価の方法から治療まで多種多様です。
でもどの手技においても「評価」から始まり、そして「評価」を大切にするものだと思います。
最近ではクリニカルクラークシップ(CCS)が主流でなってきており、実習では担当セラピストのついて見学・模倣・実践という流れでの評価・治療学習をなっているようです。
新人指導においてもCCSをもちいて教育を行ってるところがほとんどだと思います。
自分の勤めている病院でもCCSを行っております。実際のところ上手くいっているようには感じないですが。
話が逸れてしまいましたが、トップダウンにしろボトムアップにしろ動作レベルでの問題点に対してどの機能に対して着目して改善を目指すか考えます。
歩行であれば立脚期のどのタイミングでうまくいってないか、立ち上がりでも相分けして、屈曲相でもどのタイミングで、どの関節・筋・神経系・情動面などをみていきます。
例えば歩行立脚後期でのheel offが遅延し重心が下がってしまう場合
どこを治療の対象とするかをしぼります。
下腿三頭筋の活動に着目したとします。
筋力強化をしたいと考えたとして
負荷量・肢位・治療場所・直接的か間接的か・静的か動的か、など
プログラムをたてる際に上記のことを検討します。
まずは低負荷から重力除去位から難易度の低いものから始めると良いかと思います。
腓腹筋筋力強化でカーフレイズの選択も間違いではないとは思いますが、運動におけるパフォーマンス改善であれば、大事なことは運動学習です。
狙っている下腿三頭筋の活動は足関節背屈を許した状態からの遠心性収縮から求心性への切り替わり。筋が伸張位からの収縮力、なおかつ股関節が伸展・内旋さらに言うと体幹回旋位で活動が行われるかです。
非荷重位から開始し抗重力位、OKCからCKCへ移行し最終的には歩行の中で運動が起きるかどうかです。
「特異性」というものがあります。
当たり前ですが、
サッカーのドリブルがうまくなりたいのであれば走る練習をしていてもうまくなりません、やはりサッカーボールをけらなければ上達しません。
やはり歩行改善のためには歩行訓練を行わなければなりません。
歩行とういう動作の中でバランスがとれたり筋力を発揮させなければなりません。
そして、hands onからhands offへ
患者さん利用者さんがセラピストの手を離れて運動が行わなければなりません。
プログラムを立てるうえでセルフエクササイズまで提供できることが大事だと考えます。
例えも分かりにくかったかもしれませんが、今回の記事が若手療法士のプログラム立案の一助になれば幸いです。
ありがとうございました。
変形性膝関節症の小話
こんばんは
昨日のブログでは膝関節について書かせていただきました
変形性膝関節症という言葉は耳にしたことはありますでしょうか?
大腿骨、脛骨という膝を構成する骨の軟骨が減少し骨に変形を伴う病気のことです
中高年の女性に多いとされておりますが、原因は様々です
肥満や加齢によるもの、痩せている方でも筋肉量の減少で変形してしまうケースもみられます
肥満気味の方は減量も必要ですが
筋肉が痩せてしまって骨に負担がかかっている状態なのです
よく聞く筋肉は膝を伸ばす筋肉である
もちろんとても大切な筋肉です
先日書かせて頂きましたが、膝は股関節と足関節に挟まれた関節です
股関節の筋肉が非常に大切なのです
その中でも大臀筋、中臀筋と言われるおしりの筋肉です。大臀筋は骨盤の後ろ、中臀筋は骨盤の横についてます
みなさん、多くの方が痩せてらっしゃいます
うつ伏せで足をまっすぐ天井に上げると大臀筋が、
横向きに寝た状態でまっすぐ天井に足が上に上げると中臀筋に力が入ります
股関節の筋肉を鍛えて膝関節を守りましょう
注:あくまで一例です。人それぞれ体の筋肉のバランスや動き方によって原因は違います。1番は理学療法士のいる整形外科にかかられることをお勧め致します。マッサージや物理療法だけの処方はお勧め致しません。
あまり具体的に書きませんでしたが、身体のこと、リハビリのことを徐々に記載できればと思いますのでよろしくお願いします。
まずはブログに慣れるよう頑張ります。
もっぱら職場でも患者さんの中でもコロナウィルスが話題です。
個人個人の対策も大切ではございますが、早急に終息することを祈っております。
膝の痛みの原因とは
こんばんは
理学療法士としてのお話。
膝について。
年齢と共に痛みがでるもの、スポーツで痛めてしまうもの、などなど。。。理由は人それぞれ様々です。
膝の関節は筋肉、靭帯、脂肪組織、関節包、滑膜、半月板など多くの構成要素があります。
しかしながら、主な可動範囲は屈伸の2方向となっております。
膝の上の関節の股関節、下の足首(足関節)は色んな方向に動かせますよね。
そんな2つの関節に挟まれているのが膝関節です。
ですので、膝は股関節と足関節の影響を大いに受けます。
あなたの股関節と足関節はどうなっていますか?
股関節周りの筋肉が痩せていないでしょうか?足首が固くなっていないでしょうか?
膝の痛みは温めたり電気を当てたりして良くなればいいですが、、、
もし本当の原因が膝でなければ、その場しのぎでしかありません。
広い視野でご自身の身体と向き合いたいですね。
ところで、ニュースでトイレットペーパーが品薄だと聞きました。
中国からの輸入ができないから今の内に買い占めが起きてるとか?でも、デマらしくトイレットペーパーはほとんど国産とのこと。
中国から入ってこなくて大変なのはNintendo Switchですよね(泣)