理学療法士にはいつでもなれる?
転職がごく当たり前の時代で、理学療法士にも同様のことが言えると思います。
YouTuberで稼げる社会で、理学療法士も様々な職業に転職できる時代となりました。
今回は理学療法士が転職する話ではなく、理学療法士に転職される方のお話です。
自分が学生だった頃、もう10年以上前になりますが、その頃も社会人経験者の方が複数名いらっしゃいました。
当時は一度仕事についてからPTになりたいなんて、よほどやりがいのある仕事なんだなぁと思っていました。
実際自分がPTとして働いてみても学生さんでも同僚でも転職者がぼちぼちみられます。
今自分が歳をとって、今から勉強して資格取得をして。。。と考えると相当な熱量が必要じゃないかと思います。
もしこれから資格取得を検討されている方は、同様に資格をとられて仕事をしている方もいるので頑張ってください!
しかしながら、就職後苦労されているご様子もみられてます。
①電子カルテの利用
②病院・施設ごとのシステム
③指導者が歳下
①電子カルテの利用
これは多くの施設で取り入れられており、PCによるカルテ入力や書類作成が行われております。
PCの利用に慣れている方ならば支障はないと思われますが今までタイピングを覚える機会がなかった方には大変なことと思われます。
今まで仕事を一緒にさせて頂いた方でも、カルテ記入に時間がかかってしまう方がみられました。只でさえ新人の頃はカルテ記載にじかんをとられるものです。慣れていない方は覚えておいた方がよいでしょう。
②病院・施設ごとのシステム
私の勤めている病院ではもちろん他施設様におかれましても独自のシステムがあると思われます。
患者・利用者様の新規入院・入所時の流れ、書類の作成・提出方法など、医療職に関わらずルールを頭に入れるのは大変なことかと思われます。私自身も勤務地の変更で病院ごとのルールに順応するまでなかなか慣れませんでした。
③指導者が歳下
何と言ってもこれが最も大変なことではないでしょうか。
逆に指導する方も大変なんですが。。。
総合病院や施設においても年齢分布はやはり20代が多いと思われます。その中へ30代で飛び込むとなると余程余裕がなければ指導者は20代がセラピストが担当となると思われます。
指導者が歳下となりますが人生の後輩です。今までの経験からプライドもあると思います。
しかしながら、若手の指導者も歳上に教えるという経験がないものですから当然噛み合わないことがでてきます。
ここもお互いの成長かと思いますが、誰からでも吸収できる姿勢が必要ではないでしょうか。
「受け入れる」という心持ちが大事かと思われます。これは患者様利用者様、多職種と対する際も必要です。
3点ほどあげさせて頂きました。
理学療法士の今後には不安な点もございますが、同じ職業を志した同士理学療法士の今後を明るいものとできるよう励んでいきたいですね。